由比浜嶺花書作展


2016年
6月24日 12:00−18:30
6月25日 11:00−18:30
6月26日 11:00−17:00

銀座アートスペース



作 品 (一部)




この明るさのなかへひとつの素朴な琴をおけば秋の美しさに耐えかね
(八木重吉)



わがやどのいささ群たけふくかぜのおとのかそけき此ゆふべかも
(万葉集 大伴家持)


すみのえのきしによるなみよるさへやゆめのかよひぢ
(古今和歌集 藤原敏行)(部分)



はる来ればやどにまさづく梅の花きみがちとせのかざしとぞ見る
(古今集 紀貫之)(部分)



海のやうな夕べの空に耳鳴りほどの羽音をたてる金の蜜蜂
(三好達治)



もののふの八十をとめらがくみまがふてらゐのうへのかたごの花
(万葉集 大伴家持)



神の舞う音とも聞こゆ大気流雪頂きし峰かけめぐる
(高野登代子)



かすみたつはるのやまべはとほけれどふきくるかぜは・・・
(古今和歌集 在原元方 他四首)



無盡蔵







小倉百人一首(部分)


あきのののみくさかりふきやどれりしうちのみやこの・・・
(万葉集 額田王 他十一首)(部分)


月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり・・・
(奥の細道抄 松尾芭蕉)(部分)


他多数