第8回 悠山会展(東京学芸大学書道科18期生)

作 品




上州は桑原十里桑の実を喰うべて朱に染めばや
おほらかにもろてのゆびをひらかせて
        おほきほとけはあまたらしたり




円空佛の微笑 心を刻む円空佛
五十や六十花なら蕾・・・

オリジン 疾如風徐如林侵掠如火動如山 慈和 ゆき暮れて雨もる宿や糸ざくら

聽干無聲

連精
若葉みなひかり疲れて夏の山
静けき午後を藤の匂へる